ホルベインアーチストウォーターカラー 全108色
現在、色見本制作中です
今回はそのバイオレット編(^o^)/
今まで、一応色見本なる物を作ったぞーと
証拠なる写真を撮ってきましたが、
スキャナで撮ればいいんだということに
やっと気が付きました!
今更か!とお叱りを受けそうですが、
「だって~紙がスキャナより大きいんだもん」と諦めていました。
まあ、そのうち、コンビニスキャンでもして、
何かの機会に出せたらいいなあ~と思っておりました。
でもですよ、
縦がだめなら横があるさ~
一度でダメなら2回に分ければいいさ~と
やっと気が付いたのです。
そうです、私はバカなのです。(^▽^;)
で、話は戻り、、、、
バイオレット編~~~10色です
画僧はクリックで大きくなるハズです(^_^;)
耐光性は ★★★(堅牢な色) ★★(比高的堅牢) ★(変化しやすい色)
不透明な色■ 透明な色□ 半透明な色◪
良く見えますね~
せっかくですので気になる色を紹介したいと思います。
■キナクリドンマゼンタ
どう見ても赤なのにヴァイオレットに入れてしまいました。
黄みが全くない、少し青みがかった、すっきりした
透明な赤です。
色彩理論の基本色である(M)に最も近い色であるらしいです。
顔料も単体で色も鮮やかで耐光性も問題なく
しかもパレットから溶け出しやすく使いやすい!!
私はめちゃくちゃ使っております。
でも、混色用ですね~
三原色で赤(M)を選ぶとしたら
当然このキナクリドンマゼンタが選ばれるはずですが、
それには作家の好みが大きく影響しますので
いろいろ色が違ってくるのでしょうね。
私も原色としてのこの色はあまり好きではありません。
■ミネラルバイオレット
温かみのあるブドウジュースを連想するような紫ですね
最初、18色入りの絵の具の中にあったので
今でもそのまま使っておりまして、
紫と言えば、ミネラルバイオレットと思っておりました!!
ところがコヤツ、顔料を見てみますと
青系、赤系、と、茶系の色を混ぜて出来ていたのです!!
よく見てみますと、なるほど地味な色ですね~
良い色なんですが、純粋な紫ではなかった!!ちょっとショックです。
■パーマネントバイオレット
青みが強い冷たい感じのする綺麗な紫です。
とても粒子の細かい透明色です。
こんな色があったんだと今回初めて知った色です。
いろいろ使えそうです。混色してグリサイユ的にも使えそうです。
ただ難点は耐光性が★★(イマイチ)です。
■コバルトバイオレットライト
柔らかく鮮やかな明るい紫です。不透明に感じますが、実際はよく透けます。
粒状化します。
色素が薄いなあ~と感じましたが、独特な鮮やかさがあります。
全108色の内、この色だけに『CLマーク』がついています。
『CLマーク』は米国基準の警告を表しています。
ホルベイン独自の警告マークも付いています。注意です。
こういうことをしっかり表示してくれるのもホルベインの良いところですね。
他のメーカーは知りませんが、、、。
■ブライトローズ、ブライトバイオレット
PC画面では分かり辛いですが、すごく鮮やかな色です。
蛍光顔料が入っています。耐光性があまりありません。
バイオレット編の色は全体的に鮮やかさに欠ける色が多いですね。
だから鮮やかさが欲しいときは、混ぜるなどして使うとイインじゃない!と企んでおります。
でも、鮮やかな紫が必要なシチュエーションって?
どうしても思い浮かばない。。。(^^ゞ
こんなところでしょうかね~(^^)
私としては綺麗で純粋な紫色が無いような気がしています。
これじゃあ自分で作った方が良いじゃん!なんて思いまして
やってみました!!↓↓
上が原色のミネラルバイオレットとパーマネンとバイオレット
下がキナクリドンマゼンタとウルトラマインライトで作った紫色。
どうでしょうか?
ほとんど変わらない?どっちもどっちかな???
1. こんなに種類が
これらを使いこなせたら素晴らしいのでしょうがとても無理そうなので諦めます
yumiさんはしっかり勉強して身に着けられるので尊敬します
小さな絵の時はスキャナーで撮れば良いものを私もつい写真に撮ってしまいます 指摘されて反省しました