先日の教室は『花』でした。
そして、お当番さんが持ってきてくださったのは
吾亦紅をはじめ
ちょっと秋を感じるたくさんの花です。
その中に謎の白い花がありました。
蘭のようでもあり、百合のようでもあるんだけど、
よく見ると全然違う。
何の花ですか?と聞いたところ
「ジンジャー、ジンジャーエールのジンジャーね」との答え。
では、さっきから感じているこの香りはジンジャー?
ピリッと刺激がある訳でもなく
甘い感じでもなく
いい香りでもなければ、嫌みな匂いでもない
気になる匂いじゃないんだけど、確かに何か香っているのだ。
さて、下書きを終えて、着色に入ると
確かにそこにあったはずの花びらが無い!あれ~と思いながら、
無いものは描けないからとバックの色で塗りつぶしてしまった。
もっと描き進めていくと
花の形が全然違っている。実はこういうことは良く有って、植物って生きているんだなあ~と思い直すんですが、それにしてもちょっとおかしくない???
その謎は、教室が終わってから解けました!!
「あら、花瓶に水が入って無いじゃないの!」
(;・∀・)
教室の最後にいつも花の写真を撮るんですが
ヒナヒナになった可愛そうなのしかないのでアップできず。
美しい生姜の花は、検索して調べてくださいね。
加藤喜久美さんや中村愛さんのデモを見てから
花の絵がちょっと変わってきてしまいました。
たぶん、自分でも良く解らない状態で
混乱しているんだと思います。上手く描けないことが多いです。
アップできない絵も多いです。
どう変わったかというと
花瓶を描かなくなってしまったし
今回のように
他の花がたくさんあったにもかかわらず
生姜の花だけしか描いていません。
10年ぐらい絵を描いてきて
やっと省く事を覚えました。
よく、初心者の人には
難しいと思ったらモチーフの一部だけを描いたらどうですか?
なんて生意気にアドバイスしていたのですが
私はやったことが無かったし、出来なかった。
さら~っと難しいことを言っていたかもしれません。反省。
でも、この省くという行為は
やってみれば、とってもラクな方法で
メンドクサイものは描かない~~~なんて
これは進化というより
退化一直線のような気もする。。。
1. 省略の妙
沢山の花があった中で生姜だけ選ばれたセンスは流石です 私が省略するのは描くのが面倒だとか難しいからと
思うからでそんな省略は邪道ですがyumiさんの省略は
無駄を省いてエッセンスだけ抽出されるのですから本物です