人物は難し

教室で人物を描きました。
モデルさんは珍しいポーズをとってくれましたので、
全身を描くつもりでしたが、、、、

せっかくの美人なので
顔を中心に上半身だけ。




ところが全く形がつかめません。
ポーズが複雑過ぎます！！

たぶん顔が大きすぎるのでしょう
いや、体が小さいのか？
腕に至っては
長過ぎるのか短すぎるのか
太いのか細いのかぜんぜん分からなくなってしまいました。

どこか違うというような違和感があるときは
何かおかしいということです。
どこかではなく、たぶん全体。

でも、どこをどう直してよいかわからない。
瞑想でもして、冷静になって、それからじっくりとなんて
石膏像じゃないので言ってられません。
先を急いて着色してしまった。

やっぱり絵はデッサンが基本だと思う。

特に水彩の場合は後で直しが効かないので、
下書きが間違っていたら、いい絵など描けるわけがない。
と今更気づいても遅いんですけれど。。。

時々、下書きなんてほどほどで
スピード感があふれダイナミックな筆さばきの
カッコイイ絵を見かける。

でもそれは
熟練の技なのだ。いい加減そうに見えても
押さえるところは押さえて、見せ場をちゃんと計算している。
デッサン力は飛びぬけて良いはずです。
凡人がすれば、ただの雑で粗い印象の絵になってしまう、、、と思うこの頃。


デッサン、ちゃんとやらなきゃです(^_^;)