■ 前回に引き続き入院先の病室からの眺めです。
3日目は向こうの景色も書き込こみました。
3階に居ましたので2階建ての家の屋根は下に見えますが
ビルの屋上はわずかに上になります。
遠近法の良い練習になります。が、
解っていても上手くかけません。
■ 4日目も変わらずスケッチして、5日目に色づけしました。
■ ところで、入院と言うのは腹部の手術でした。
1時間半ほどで終わるとてもポピュラーな手術だそうです。
前日に麻酔の説明を受けました。
受ける麻酔は全身麻酔です。
①まず、硬膜外麻酔。
背骨と背骨の隙間から針を刺し、カテーテルを挿入、そこから薬を入れます。
この作業はとても微妙なもので熟練を要する事ぐらい私にだって分かりました。
約60時間薬を入れ続けますので、術後の傷の痛みはもこれで大丈夫です
②次に眠くなる麻酔。
マイケル・ジャクソンの死亡原因になったのと同じ薬だそうです。
③そして、筋弛緩剤。
効いてくると自発呼吸が出来なくなるんだそうです。そこで気管挿管し、人工呼吸に切り替わります。
挿管の道具を見るだけじゃなくて持たせてくれました。
重いですね。これが喉の奥に入るのが信じられません。
「ドラマでよくやっていますがあれと同じですよ~」
と麻酔の先生はニッコリされますが、、、
私はびっくり!の連続です。
ドラマのなかの出来事がまさか自分の身に起こるなんて・・・
自分は意識は無いとはいえ一時的にも呼吸も出来ない状態になるなんて・・
手術を簡単に考えすぎていました。
当日、手術の先生は
「気持ちよく眠ってください~」
と言いながらなんかワクワクされているように見えました。
手術台の上でどんな状態にされていたのか・・・?
傷跡はよく出来た特殊メイクの様に
腹部に残されていますが
あの麻酔の眠りは本当に気持ちの良い眠りでした。
1. お見事!
スケッチの線などもう少し震えて下さい こんなにしっかり描いてあってはとても病院のベッドで描いたとは思えません
また麻酔の有り様の文章もお見事です
本当にTVドラマ「救急救命室」を見ているようです
大変なのに、半分他人ごとのように上手くかわされますね
感心しました