笠井一男先生の名古屋講座に参加して来ました。
題して「風景水彩画プロの手順 なにを、どの段階で描くのか」
描く手順ってすごく悩むんです。
それに時々
先生のブログを拝見したりして、とても興味深くて
申し込みました。
やや緊張して教室に入ったのですが、
先生のエプロン姿に和んでしまってリラックスでしました。
You Tubeの『水彩動画塾』をご覧になった方も多いと思いますが
先生はあのままの姿で話し方もまさにそのままだったのです。(当たり前)
デモンストレーションを拝見できたこともとてもよかったですが、
原画もあわせて見せていただき、最高に素敵でした。
本も持っているのですが、
原画は印刷とは比べ物にならないぐらい綺麗でドラマチックでした。
どうしてこんなに素敵なんでしょう。
私が持っている先生の本
デモンストレーションの最中に誰かが「書道みたい」と言いました。
それはラファエルの大きな丸筆で細かいところを描いている姿が
何となく習字の姿に似ていたのでしょう。
そうしたら、先生が
「似ていますよ、書は一発勝負で、直さないでしょ。
水彩画も同じで直しが利かない。直すぐらいならもう一枚描いた方が良い」
そうだ、先生の絵の美しさはそこにあるのだと思いました。
水彩画は触るごとに、汚くなっていく。
余計なことをしないから綺麗なのだ。
先生は描くのが早い!!
余った時間にあれやこれや
出来る限りの情報をくださったような気がしています。
そのサービス精神に感謝です。
筆のこと紙のこと絵の具のこと
そして、バリュー(バルール)のこと
バリューとは『価値』そして『明暗』という意味もある。
絵を最も魅力的にするもの(価値)は
明暗にこそあるのではないだろうか。
そうなのだ先生の絵がドラマチックに感じるのは
光を感じるからだと思いました。
明と暗がまさにドラマチックな演出をしているのだ。
教室は満席、みなさん上手い人ばかりでした
自分の絵はもう全く上手く描けずに
情けない限りだったのですが
とても清々しい気分で教室を終えることが出来ました。
これからの自分の課題も見つかったし、
先生のサインも貰ったし♪
本当に充実した時間が過ごせました。
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今日は
先生が教えてくださった絵の具を買い求めようとしたのですが
綺麗に売り切れ。これは偶然か?
また、名古屋塾を開講していただきたいなあ~♪
1. 私もエプロン姿に
出来ないのが私です
絵具の配置が 適当にやっている
それが だんだんまとまってくる
枝などを描く その速さと テクニック
私も筆さばきはすごいと思いました
墨絵の筆であっという間に人物を描ける
それは中国の人ですが
これを見て何時間も鉛筆でデッサンしていると
何が違うのか いろいろ 考えました
中国の絵描きは 水墨画の速さと
筆の使い方にかなりの技工と最高の技が
あります それはリアルということの技であり
しかし やっぱり凄いと思います
でも ゆみさんのように 丁寧で 控えめな絵が
私は好きです。
しかし笠井さんに会って その制作過程を
見守るゆみさんの感動は 私にも伝わりました
創造の過程を 色鮮やか 筆の使い方
それらに感激できる ゆみさんの熱意と
そこに集まった生徒たちが ゆみさんを超える
腕だとか すばらしい日本の文化です
風景はいろいろな状態が重なるが
ゆみさんの花を描く 心は プロに負けない
美しさを表していると思います。