金曜日、朝目覚めると雪でした。
前日から、雪になると注意が呼びかけられてはいたのですが
そういう時に限って大丈夫な事が多いものです
雪が多い地方にとっては不謹慎かもしれませんが
この雪をただ溶かすのを待つのはあまり勿体ない
だからと言って、雪が降ったらこの場所がカッコイイ!というあても無いので
とりあえず、近所をパトロール
雪がのった奇麗な山茶花を見つけました
山茶花のこの赤色
普段ならキナクリドンマゼンタとバーミリオンとオペラを混ぜて作ると思います。
マゼンタは色が沈む傾向があってそれをオペラで補います
これがオペラだけだと奇麗になりすぎていやらしくなってしまう
色の感覚はひとそれぞれだと思うのですが私はそんな風に感じちゃうんですね
ここで、この間、教えてもらった
クサカベの『マゼンタ』を使ってみることに
ちなみに
絵の具にはそれぞれピグメントインディックス番号というのがあって
それがどちらも『PR122』なので顔料は大体同じはず(例外もありますが)
なので色合いもほぼ同じはず
なのに
パレットに出した瞬間からもう、ぜんぜん違っています
明るいんです(オペラが入ってる?と思うぐらい)
なので、今回はオペラを使わず描いてみました

こうして並べるとあまり違いは判りませんが
クサカベのマゼンタは癖のないきれいなピンク色でした
比較しているのは
ウィンザー&ニュートンですが
ホルベインとすごく似ています(ちょっと青みがあります)
あまりにも驚いたので
忘備録として残しておきます
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2025/4/14 追記
クサカベの水彩絵の具は
マゼンタではなく
モーブという色がPR122でキナクリドンマゼンタと同じ色相になると判明しましたので
記しておきます
モーブの方が少し青っぽくて、なるほどと思いました
マゼンタの使用顔料が
N/A PR122
になっていて N/Aの意味が解らなかったので見落としてしまったのです
N/Aはカラーインデックスに該当しない物という意味だそうです