笠井一男さんのワークショップ、名古屋講座に出席して来ました。
雪の舞う中、
ちょっと早めに教室に着きますと、もうすでに、
準備万端に整っています。
先生の作品がいくつか並べられていて
「わお~」
もうドキドキするほど
美しくて、カッコイイ。
そうなんです。こんな作品が好き。
遠くからでも映えて、
しかも
水彩の美しさが目いっぱい引き出されている。
やっぱり私は水彩が好きなんだと思う。
笠井先生のワークショップは
去年の5月に続いて2回目。
今回はなんと念願の水辺のシーン。
でも、船がいっぱいで難しそう!描けるかな?
最初、少しの講義から始まって
最後の講評まで、たったの3時間で
ほぼ全員終了!早っ!
皆さん素晴らしい。
さて私のはどれでしょう?並び替えられてしまったので
本当に自分でも分からなくなった(^^;
あ!あった。嫌だ~私のが一番暗い。
私って、こういう絵をかく人だったのね。。。(^^;
今回心に残った先生の言葉。
■
「下描きデッサンは先入観との戦いだ」
観察して描いているつもりでも、先入観にとらわれ
ついつい思い込みで描いてしまう。
「○○であるから、○○らしく描こう」なんて忘れて、見たまま描けるようになると良いですね。
■
「焦点は最初に決める」
これはパースの焦点ではなくて
画面の中で視線が集まるところですね。それを最初に設定して、目立たせるために
どのような描き順にするか考えるということです。
■「仕事は水にしてもらう」
これは着色のグラデーションの時の言葉
垂れてくる絵の具を利用して綺麗なグラデーションが出来るのですね。
だからたっぷりの絵の具と、紙に適度な傾斜が必要。
それから、乾きかけた画面は絶対に触らないこと。小さな諦めも必要ですね。
■
「バルールが整っていれば見栄えがする絵になる」
「バルール」とは明暗という意味だそうです。
さて、今回の私の絵
F6
わあ~私の絵じゃないみたいだ!
でも、なんだかうれしい。
先生の作品は
先生のブログ
「塾長の日記」からどうぞ。
ほぼ毎日更新していますので探してくださいね。
1. 憧れ
私には絶対描けない手法なので指を加えて溜息を付くばかりです
しっとりとした透明感これが水彩の良い所です
yumiさんにはその極意がすっかり身についておられるからもう習うより教える方です