２月の人物デッサン会

２月の人物デッサン会に参加しました。
１日かけてじっくりデッサンが出来る会です

モデルさんなんと和服姿
縦じまの着物に黒い羽織です。

立ち姿も良かったのですが、座り姿を選ぶと
モデルさんは椅子に座るのではなく
もたれかかるという大胆なポーズをしてくれました。
羽織はその椅子に引っ掛けてあるといった具合です。

３８×５０センチぐらい　アルシュ

もたれかかっているのはパイプ椅子だったのですが
私は樽をイメージして。
樽なら床は板張りの方が合うかなあと
こんな具合になりました。

袖の様子がポーズの度に違って
一番袖が広がったときに下書きを決めたので
模様を入れるときは柄が見えなくて
間違って描いてしまいました。
気付いて消したのですが（半分しか消えませんでした）
最後まで乾かず、左手の柄の縦模様は家で入れています。
辻褄があってないと突っ込まないでくださいね。
そんなこんなで
結局完成せず（時間は有るのに）
家に持ち帰り、さらに白を入れたりして完成しました。
難しいポーズで
腰から足にかけてが何回描き直しても
しっくりこず諦めました。

モデルさんの着物の縦柄はとても細かかったのですが
かなり大きく描きました。
模様は大きめに描いた方が感じが出るなあと気が付いたのは
中学生の時です。あの時は家庭科でデザイン画の授業があり
子供服やパジャマのデザイン画を描いたのです。
実際の布の柄をきちんと描いたのに、出来上がりの絵はただグチャグチャしているだけの模様になっていてショックだったのを記憶しています。

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[7回]

1. おはようございます。

　yumiさんの人気ぶりは　作品にあり　私と同じ感想を持った方もいましたね。
フィスブックでは　言えなかったゆみさんの説明がうかがえて良かった。
小股の切れ上がったという言葉があるので　調べてみました
この作品の女性が　現代感性から見た　江戸の浮世絵美人化も
浮世絵の女性は　顔が長く　目が細い　ところがこの作品は
小柄な体とこじんまりした顔立ち　いきのいい小料理屋のおかみ
という風に想像しました。実に好きな作品です。

　泥山の壁のぼかし　なんとも神々しいぼかし　
鮮明に浮かび出る小顔　着物の柄　光沢も見えるから
また不思議　帯の黒　髪の毛の束が光って美しい。

これはぜひ　たくさんの人の前に　展示する価値のある作品ですね。
　

2. 人物も一流

yumiさん　着物姿の日本女性の絵としてもう文句なしに素晴らしいです　私が特に感心したところはお尻から脚にかけてのふっくらした所です　着物の下の肉付きまで感じさせられます　また髪の毛も
鴉の濡れ羽色と表現したくなるほど艶があって上手いものだと感心しました
袖の所はポーズの度に形が変わって苦労されたでしょう　今回の様にはっきりした模様がある場合は困ってしまいます　こういう部分は最初は省いておいて、あるポーズの時デッサンから色付けまで一気にしてしまうのが良いようです　樽に肘をついたポーズにされたところなど時代劇風で楽しいです

3. ありがとうございます

市田さんが好きな作品と言ってくださって嬉しいです。そうですね、小料理屋の女将。仕事も終わって少し酔って世間話などしている女と言った感じを想像しました。この女性はたびたびモデルに来てくださるのですが、あまり美人ではないにもかかわらず良い絵になるので不思議です。日本人の平均的な体型で描き易いのだと思います。
市田さんが言うのでどこかの展覧会に出そうかなあと考えております。（個展には出しません）

4. 着物姿にハマりそうです

みのさん、この女性の一番の魅力はお尻だと思いました。なので顔に時間をとられなかったですが、お尻から足にかけてがなかなか決まらず、今でも何かおかしいなあと思っています。何処がおかしいのか分からないのですが。でもお尻が魅力的に描けたと言われたら私は満足です。
袖はそうですね一気に描かねばいけなかったですね。模様に落とし穴があるなんて気が付きませんでした。人物画がますます楽しくなりました。また、着物姿描きたいですね