毎年名古屋で開かれる公募展です。
地方の展覧会とはいえ
毎年出展するのは大変です。
絵は恐ろしく簡単に出来てしまって
でも、何となく想い描いていたものとは違っていて、
描き直したくて仕方がない。。。
こんな風に、何処をどのように直したらいいのか分からない状態では
描き直しても2回目は集中力が欠ける分、つまらない作品になるに決まっていて、
それよりも何よりも、そんな気力が私には無くて・・・
こんな作品を出していいものかどうか?
そういえば、2年前描いた絵がまだ未発表のまま
取り替えてしまおうか?
・・・なんて、「激落ちくん」を握りしめながら悩んでおりました。
ハードルはまだあって、
額装した絵はそれなりに重くて大きくて・・搬入するために
私の苦手な運転で名古屋の真ん中まで行かなければならないのだ~
車は子供の通院には役に立ったが、
成人した今となっては
近所の買い物しか使わなくなった。
もう、運転が億劫で仕方がない。
しかも方向音痴なので
遠出は絶対にしない、てか、出来ない。
思えば、私はこんなにも不器用で
苦手なものばかりで
生活困難者と言っても過言では無いと思う。
なので、ひとつぐらい得意なものがあってもいいのではないか!
だからせめて絵の才能ぐらい欲しいのに
話題がずれてしまった!
とにかく目の前のこの絵をどうしよう・・?
などと、愚痴っていたら
お腹もゴロゴロ言いだす始末。
やっとの事で
無事作品の搬入は済ませてきました
当たり前ですが
入選しないと飾っていただけません。
(命がけの搬入が無駄になります)
もし、入選の連絡がありましたら
追記させていただきます。
(落選の場合は・・・・・???ほっといてください!)
水彩協会展は地元の作家さんや愛好者さんの力作が
多数集まります
ぜひご高覧下さいませ
■ 結果発表!!
他の用事もあったので仕事を早退して、そのまま会場へ。
私はまだ結果を知らなかったので目録を頂くと早速確認。
ありました、ありました~良かった
さて、鑑賞。
私の作品が会場の中で
どのように映るでしょうか?
見たいような見たくないような・・・ドキドキ
(一番左側が私の作品・題は「水田」です)
なんとも目立つ場所に飾ってありました~。
隣の絵とのバランスもいいですね~
飾り付けしてくださった方に感謝です。
しばらく、その場で眺めていましたが、
なかなか立ち止まって見てくれる人は居ません。
あ!一瞬立ち止まってくれました。
カメラでパシャ!
記念に大事にとっておきます
(1月17日追記)
1. 心配でしょうが
運動選手の大会ではないので
作品を人様の感性で判断されるもの
昔と違って 今は情報量が多いので
感動的モチーフ 風景なども
神秘的な風景を写真から得られるし
技工なども 習得するのが早いのではないかと
思います ですから、多くの水彩を描く人が多くなり
審査するのが難しいと思います
それより ゆみさんは
絵は恐ろしく簡単に出来た その作品を
選んだんですか
私には その作品こそ 水彩画にふさわしい絵
ではないか と 推測します
紙の白さを生かした 透き通るような明るさ
しなやかな線 これまでのゆみさんの
努力と楽しみで築き上げてきた腕だから
すんなりと出来たのではないでしょうか
爽やかにできた作品を 審査委員はどう感じるんだろ
これも 運があるかもしれません
幸運をお祈りしています。