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やっぱり!水彩画

水門と枯れススキ

水門と火を近づけたらたちまち燃えてしまいそうな・・(危ないです)
枯れたススキです。

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我が家からすぐ近くの場所ですが、
こんな場所がある事に気が付かずに過ごしていました。

たまには自転車に乗ってあちこち行くのも
新しい発見があっていいものです。が、

近頃の寒さと来たら、、。

ところで、
こちらの地方にも久しぶりに雪が降りました。
何も『センター試験』に合わせて降らなくてもと思いながら、一方では
歳甲斐も無くはしゃいで、ワクワクしておりましたが
降り過ぎです。家から出られないほど降るか~。取材も出来ない。

なのに、信じられません。
今日はほとんど雪は消えてしまった。

雪景色の絵が描きたい~。

でも寒い所には行きたくない。

でも、でも、、


皆様、 寒中お見舞い申し上げます。


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コメント

1. 何げない景色が

yumiさん 最近の景色ですか? ぱっと見は秋の景色かと思いました そんなことより流石yumiさん! 何処にもありそうな
景色を素敵な絵にしてしまう力に敬服です
私だったらこんな所はさっさと通り過ぎてしまうでしょう 
水門の青い柱がすっくと立って、絵を引き締めていて気持ち良く見られます

2. 「絵」

生い茂るススキの勢いといいますか、
ボリューム感まで伝わってきます、良いですね!
それにしても、ススキって難しいですよね?
いつも眺めながら、さてどう描けば?と思案です。

前の「夕景」といいこの枯れススキといい、
何気ない光景に潜む「絵」を上手く見つけられますね、
つくずくと、絵は見ることから始まるのだ、と思います。

私も寒さが去ったら探しに行きます。自転車に乗って

3. 秘密の遊び場

みのさん、実は今年のお正月1月1日の風景です。
子供の頃、こんなススキのある秘密の遊び場がありました。
何だか不思議に温かい感じがして好きだったんですよ~
こんな風景が好きな私は都会人にはなれないなあ~と思います。

4. ススキ好きです。

e-g-gさん、うれしいです。
ススキは前からずーっと描きたいと思っていましてやっと描けました。
もっとざっくり描きたかったのですが難しいです。
それにしても皆さんどのように絵のスポットを見つけるのでしょうか?
いろいろ探し回っても無駄足の方が多くて、体力勝負ですね。

5. 絵のスポット

>どのように絵のスポットを見つけるのでしょうか?
私もやはり無駄足は多いですよ。
勢い込んで現地に着いたのに結局一枚もものにできず、
画材を入れたバッグの重さが恨めしくなることも度々です。
そんな日は、そもそも、ここは良い場所ではないのだ!
と、開き直ったり。。。(修行が足りません)

実際には、あの建物の古びた質感を描きたいとか、
あの山の微妙な色合いを描きたいとか、
切っ掛けは無数にあると思いますが、
大事なのは風景と自分の気持ちがショートすること、
さらに言えば、ショートできるように気持ちを開いておく、
そういうことではないでしょうか?

ある風景と出会って、説明の付かない何かによって
自分の中の何かが呼び覚まされる、
それはたぶん、
これまで生きてきた人としての感受性の積み重ね、
その総体といいますか核心のようなものが、
風景と触れあうということなのでしょう。
はたして、自分はそんなに感受性が豊かなのか?と、
いつも考え込んでしまいますが、
まぁ、こればかりは焦っても仕方ないですね。

自分の感受性の善し悪しなど、
自分ではなかなか分かりませんから、
ともかく描き始めます。
描いていれば何かが分かるかもしれないし、、、
と、そんな感じですね。

あと、私の場合は「光り」でしょうか、
陽の光が作るドラマチックな陰影感をしっかり捉えたい、
そういう光景により多く出会って描いてみたい、
そんな気持ちが強いですね。

友人の画家が、こんな話をしていました。
” たとえば、日本地図を広げて鉄道と漁港のある場所を探す。
 ローカル線の終点でもあれば、なお良し。
 そういうところは絵になる素材が多いからね”
これはたぶん、そこに行けば自分の気持ちが開かれる、
そういった経験則から出てくる言葉でしょう。
やはり経験の積み重ねは、とても大切と思います。

長々となりましたが、
詰まるところ、描き手の心眼なのでしょう。
その風景から何を感じとれるか?
結局は風景を見ながら実は自分の心を覗いている、
ということになるのかな、と思っています。
その意味では、絵は面白くもあり、
スリルに満ちた冒険でもありますね。

6. たびたびですが、、、

寺田寅彦の随筆にこんな一文があります。
〜前略
 秋の日がだんだん低く落ちて行った。あまり
ゆるゆるしていては、せっかくここまで来たの
に一枚もかかずに帰る事になりそうなので、行
き当たり次第に並み木道を左へ切れていって、
そこの甘藷畑の中の小高い所にともかくも腰を
かけて絵の具箱をあけた。なんとなしに物新し
い心のときめきといったようなものを感じた。
それは子供の時分に何か長くほしがっていた新
しいおもちゃを手に入れて始めてそれを試みよ
うとする時、あるいは何かの研究に手をつけて、
始めて新しい結果の曙光がおぼろに見え始めた
時に感じるのと同じようなものであった。天地
の間にあるものはただ向こうの森と家と芋畑と
そして一枚のスケッチ板ばかりであった。
 向こうの小道をまれに百姓が通ったが、わざ
わざ自分の所までのぞきに来る人は一人もなか
った。
                  後略〜
『寺田寅彦随筆集』〜「写生紀行」より一部

何ということもない平凡な情景ですが、
描くときのささやかな高揚感が感じられると思います。
如何でしょう。

7. スポット探し

e-g-gさん、びっくりしました。ありがとうございます。

e-g-gさんは文章が上手いなあ~と感心してしまいました。
茶化しているわけではないですよ。
表現しづらいことなのに的確で分かりやすいです。
そして共感するところがたくさんありました。

自分は今まで旅行のパンフレットに出てくるような
景色を描きたいものだといつも思っていましたが
いざ行ってみても描きたい気持ちが強すぎて
何か上手く気持ちがかみ合わないことが多いですね。
自分の感受性をオープンにしておくことは
意外と難しいです。

ご友人の画家さんのお話はなるほど!と思いました。

寺田寅彦さんの随筆ですが、何か分かる様な気がします。
私もそういう気持ちにたくさん出会いたいものだと思います。

誰もが絶賛する絶景ももちろん描きたいですが、
私の目線だからこそ描ける絵も大切にしたいなあ~と思いました。
こうしていろいろと考えると、たかが風景画といえども
自分の内面が随分でてしまうものなのかしらと思います。
恥ずかしくて描けなくなります・・・なんちゃって、、それは無いです。

EXHIBITION

第57回等迦展 2025/2/5~2/17 国立新美術館

第79回水彩協会展 2025/2/18~2/24 愛知県美術館 8階 第33回等迦会名古屋支部展 2025/2/26~3/2 愛知県美術館 8階

注目絵画展

なごや周辺で気になる展覧会を紹介します

■澤田祥明水彩画展~散歩の詩~2025/1/9~1/13 10:00~18:00(最終日は16:00まで)ギャラリースペース游(愛知県岡崎市本町通)

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Yumi
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パートときどき主婦
趣味:
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自己紹介:
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