いきなりですが、
完成しました\(^o^)/
F5 雨上がりの武道場
(名古屋市千種区 城山八幡宮 養心殿)
問題なく普通に描けました。
にじみも前以上にひどくなることもなく
発色も悪くないでしょ!(自画自賛)^^ゞ
何のこと?と思われる方のために
少し説明。
最初は水彩紙が風邪を引いたことが始まりでした。
サイジング(にじみ止め)が劣化して
絵の具がしみ込み過ぎて
斑になってしまう現象です。
それを何とかしようと、
ホルベインのマルチサイジングという商品を
間違った使い方をしてしまったために(?)
余計にひどい星形のにじみが出来てしまった!!
(詳しくは前回の記事を見てね)
その絵を
性懲りもなく
ふたたびマルチサイジングを引き直し、
諦めず絵を完成させたのであります。
めでたし、めでたし。
おわり。
。。。。
さて、ここからは
過程や感想などを記録しておきたいと思います。
興味がある方のみ読んでくださいね。
描きかけたのに
こんな風に変なにじみが出来た絵。
↓↓↓
まず、仕込んでおいた
マスキングインクをはがしてから作業開始です。
ホルベインのマルチサイジングという商品を
↓↓↓
原液のまま刷毛で綺麗に隙間が出来ないように塗る。
(原液でお使いくださいと書いてありました)
絵の具が薄くなることもなく
星形のにじみが広がることも、増えることもなく
何の障害もなく
綺麗に塗ることが出来ました。
その後ドライヤーで乾燥。
絵の方向を変え、もう一度同じように塗り、乾かします。
これで完了。後は普通に絵を完成させるだけです。
マルチサイジングは60ml、562円を
半分以上使ってしまいました。
あと残りわずかしか残っていません。
大きな紙ですと
あっという間になくなりそうです。
そんなことを考えるとお値段も高いですね。
もっと良い方法がありそうな気がするのですが、、、
描き味は
弾き過ぎることもなく
良い描き味でしたよ。
ただし、ウォーターフォード紙ということは
忘れた方が良いですね。
もはや違う紙という印象です。
おおむね、出来てしまっているシミ以外は
新しくできることはなかったように思います。
でも、やはり心配ですので
出来るだけそっとあまり重ね塗りしないように
気を使いました。
マスキングも使ってみました。
車の明るい部分とホイール
↓↓↓
あまり良くないですね。
というか、全然、ダメよ、ダメダメ
サイジングも一緒に剥がれてしまったようです。
後から色付けしたら、
シミだらけになりました。
木の葉のクシャクシャしたところ
↓↓↓
画像ではよく分からないのですが
綺麗な効果は得られませんでした。
他にも仕込んでおいたはずなのに
はがすことが出来なくなってしまいました。
ラバーにも指にも引っかからないのでどうしようもない。
気にしないことにしました。
以上から、
もし、描き始めてしまった後で
「あら、この紙、サイジングが劣化しているワ」と気づき
これ以上描くことが出来なくなってしまったとき、
ホルベインのマルチサイジングはとても有効であると言えます。
ただし、マスキングは使用不可。
ところで、このマルチサイジング
組成:アクリル樹脂、水
となっています。
水彩紙のサイジングにはゼラチン由来の物質が使われていると思っていました。
(ゼラチンでしたら、水や温度に弱いとなんとなく想像できますね)
アクリル樹脂でサイジングが出来るのであれば
アクリル絵の具でも良いのではないか?
描き始める前でしたら、
アクリル絵の具の白色をあらかじめに塗っておくとか、
白以外の色だって面白そうですね。
それから、ジェッソを使うのもアリかもしれない。
ペインテイングナイフで
凸凹に下地を作ってから、絵の制作をするのも面白そう。
いろいろな可能性が
有りそうです。
今は想像だけですが、
いつか、実験を、、、
私はやらないだろうなあ~~(^^メ
最後まで読んでくださってありがとうございました。
1. 研究熱心でびっくりしました
まあ高いのもありますが
そういうことはオッこてないし
でも もし そんな現象が
あったら あきらめる方です
作品なんですが この時期
緑ばかりを上手く表現しているなと
例えば 樹の葉を通して 赤い屋根が
透き通って見える
葉の隙間がいかにも 葉を感じさせる
樹木とお宮との間の緑の影 実に
深緑の新鮮さ この混色は配合が
難しいと思うのだが 何回か
ゆみさんは作品にしているので
お見事
車は拡大を見せてもらって
かなりリアル
全体的に構図がしっかりしている
広い空間を描くと 歪みがある
私の絵と比較して 驚きの観察力。